1KVAのトランスなんて・・アホか!? ― 2026-02-18
1KVAのトランスなんて・・アホか、という評価
安物の中華アンプボードに1KVAのトランスをあたえるなんてアホじゃないの。あんなもの、そこらのACアダプタで十分だろう。という意見をモロに言われました。遠慮のない私の同級生からですが、彼には時間のかかる説明はしません。
おそらく説明しても理解しようとしないでしょうし。
大きな音が出したいから大容量のトランスを入れたのではありません。
ss600Dspの本質は「小さな音の質」にこそあります。
「大排気量の車が、低速走行でも静かで滑らかに走る」ように電源の余裕が微小信号の解像度を支えています。そのトランスと出川式電源による「電流欠落」の無い正しい直流が太い川の流れのように音楽を隅々まで再生します。
当店のアンプでご自身が聴き慣れたCDを聞いた方は「これまで聞こえなかった音が聞こえる」「ステージの大きさが凄い」とどなたも驚かれています。これらはすべて1KVAのトランスと出川式電源とD級アンプの組み合わせによるものです。
静寂の中のダイナミズムとでも言えると思います。何も音のしない中に演奏会場の空気感までをも再生するのです。
D級アンプは電源のインピーダンスに音質が直結しています。
鋭い立ち上がりが一般電源の汚い直流で再生されると角が立って耳障りでしようがありませんが、D級アンプにインピーダンスが低い出川式電源と、さらにインピーダンスが低い大型のトランスとを組み合わせることで「アナログのような滑らかさと、デジタル特有の圧倒的な駆動力」を兼ね備えた、一つの理想的なシステムが出来上がります。
正直、暴れ馬のような1KVAのカニトランスを使いこなすのには大変な苦労をしました。低インピーダンスで大電流の電源で小さなD級アンプを運転するのですから大変です。トランスの奔流を一切ブレーキをかけずにD級アンプが要求するままに供給する。妥協することなくこの方法をとったことで、これまでだれも経験したことのないような音のステージ感が得られるアンプが出来上がりました。
ss600Dspの音はこのような「アンプシステム」として一つの到達点の音です。
ss600Dspは2026年3月から発売いたします。また、ss120は据え置きますが、ss600Dは価格を改定予定です。
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