試験用のプリアンプ ― 2025-02-16
ラダー配線に入れ替えるご注文をいただいて、お客様のss600Dが戻ってきました。
このss600Dにはボリュームがありません。そこで、これを試験するためのプリアンプが欲しくなりました。最低限の機能として音量調整だけは別に用意しないとこの手のパワーアンプの試験はできません。当店にはもともと据え置き型のプリアンプがあって、パワーアンプの確認時にはそれを使っていました。ss600Dの最初の出荷時にもそれを使ったのでしたが、大きくて重たいのでどうしても取り回しが大変です。そこで、試験の現場で使えるようなコンパクトなプリアンプが欲しい、しかも、対象とするss600Dはこれまでの製品にはないほどに音がいいので、それに音を流し込むプリアンプはそれこそ最高の上をいく音が出せるものが欲しい、と思っていました。すくなくとも音源の余韻や伸びを損なうようなプリアンプではss600Dの検査はできません。
中華アンプを手に入れてチューニングしようかとも思いましたが、今回は内容がよくわからない製品を遊びで買って試す暇はありません。密林で買った中華製品はこれまでに何度か不良品で返品したりもしています。
そこで、使っていない在庫品の中から「プリアンプにできそうなもの」を調べたら、、ありました。
SteinMusic製 Julianという管球式バッファアンプに第二世代電源を入れ、リレー式入力切り替えを加えて箱に入れただけのものがありました。これはこれで第二世代電源を入れてあるのでそこそこの音がするのですが、これに細密チューンを追加してさらに化けさせます。さらにボリュームを追加して使い勝手を良くします。
細密チューンでは内蔵しているミニチュア管(2本)のB電源回路にミニLCMと高電圧用CPMを入れました。
このss600Dにはボリュームがありません。そこで、これを試験するためのプリアンプが欲しくなりました。最低限の機能として音量調整だけは別に用意しないとこの手のパワーアンプの試験はできません。当店にはもともと据え置き型のプリアンプがあって、パワーアンプの確認時にはそれを使っていました。ss600Dの最初の出荷時にもそれを使ったのでしたが、大きくて重たいのでどうしても取り回しが大変です。そこで、試験の現場で使えるようなコンパクトなプリアンプが欲しい、しかも、対象とするss600Dはこれまでの製品にはないほどに音がいいので、それに音を流し込むプリアンプはそれこそ最高の上をいく音が出せるものが欲しい、と思っていました。すくなくとも音源の余韻や伸びを損なうようなプリアンプではss600Dの検査はできません。
中華アンプを手に入れてチューニングしようかとも思いましたが、今回は内容がよくわからない製品を遊びで買って試す暇はありません。密林で買った中華製品はこれまでに何度か不良品で返品したりもしています。
そこで、使っていない在庫品の中から「プリアンプにできそうなもの」を調べたら、、ありました。
SteinMusic製 Julianという管球式バッファアンプに第二世代電源を入れ、リレー式入力切り替えを加えて箱に入れただけのものがありました。これはこれで第二世代電源を入れてあるのでそこそこの音がするのですが、これに細密チューンを追加してさらに化けさせます。さらにボリュームを追加して使い勝手を良くします。
細密チューンでは内蔵しているミニチュア管(2本)のB電源回路にミニLCMと高電圧用CPMを入れました。

右側にボリュームと電源スイッチ、左側に入力切替スイッチです。ボリュームの位置がイマイチなのですが、ここしか空いてなかったので仕方ありません。
完成は夕方になってしまいましたが、ss600Dと繋いで鳴らした音は抜群でした。この状態でお客様のs600Dの詳細点検を実施し、問題ないことを確認してからスピーカ配線と入力配線を外して配線載せ替えの準備をしました。あとはラダーケーブルの到着を待つばかり・・・
完成は夕方になってしまいましたが、ss600Dと繋いで鳴らした音は抜群でした。この状態でお客様のs600Dの詳細点検を実施し、問題ないことを確認してからスピーカ配線と入力配線を外して配線載せ替えの準備をしました。あとはラダーケーブルの到着を待つばかり・・・
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