某メーカーからの意見2025-07-07

某メーカから、アナログアンプでは波形が出ないとのこと。。


出川先生が某オーディオメーカーに卵(SDMD-10)を持ち込んで評価を依頼したと。その結果、音が良くなることは聴いてもらってすぐにわかったらしいのだが、その後波形測定もしたらしく当店が撮影した波形データ(https://practnaga.asablo.jp/blog/2025/04/16)を見て、アナログアンプではこんな波形にはならない、これはデジタルアンプだからこうなるのでは無いか?との意見が出たので検証してくれとの依頼。


当店にあるアナログアンプはDENONのPMA1500Rで、当店で第二世代電源を入れてフルチューンしたものだけだが、とりあえずこれで検証してみることにした。組み合わせたスピーカーはJENSENのA12という30cmシングルの励磁スピーカー


この励磁スピーカー、製作は1940年代であり店主より年寄り。励磁スピーカーなので立ち上がりの良い音がするとのことで入手してみたが、励磁回路を改善しても歪み感が残って耳障りなので使ってこなかった。これを使ってSPMD−10の波形を取ろうと思った時に、SPMD-10を入れる前後で音の比較もやってみた。というよりあの歪っぽい音が、SPMD -10を入れるとその歪み感がスッと無くなり滑らかにかつ元気の良い音になった。この劇的な変化は何なのだ、と改めてSPMDの効果の凄さを感じた結果となった。


以下はその後の測定記録


測定点は次のA,Bの2箇所。

Aはアンプ出口、スピーカーへの出力端子での電圧波形。

Bはスピーカー背中にある入力端子での電圧波形。

本ページの画像はクリックで「拡大・戻し」できます。

測定点


SPMD-10はAとBの間に入ることになる。

当店の設備ではA,Bを同時には測定できないので1KHz,5KHz,8KHzの矩形波についての測定をSPMD-10 有り/無しの2回計測を繰り返すがそのデータを各周波数で左右に並べて比較しやすくした。そのデータが次のもの。


左がSPMD-10無しのデータ、右側がA-B間にSPMD-10を入れた時のものである。

まずA点のデータ 上から 1KHz、5KHz、8KHzである。

A点1KHz
A点5KHz

A点5KHz


次にB点のデータ 上から 1KHz、5KHz、8KHz

B点1KHz


A点8KHz


B点8KHz


1KHz,5KHzまでは左右の差がほぼ無いが、B点でのデータが8KHzで全く違う。

前に当店がデジタルアンプで測定した際にはB点での測定であった。SPMD無しだと完全な三角波になっている波形が、SPMDが入ると5KHzの波形に近づいていることがわかる。つまりアナログアンプでも4/16と全く同様の結果になっていることがわかると思う。

もしかしたら某メーカーさんはアンプ出口の波形しか見ていないのでは無いか。


そこんとこ、出川先生に確認してくれるように依頼した。結果待ち。