プリアンプのOHを完了2023-04-03

やはりノイズはトランスの向きにより発生していた。
もともとSwing+第二世代電源だけを入れていた大きめのケースに、試験用として128step ATTを電源と共に実装したり、バイアンプにするためのTubeバッファ(Julian)を電源と共に入れたりしているうちに、タンゴの真空管プリ用トランスの置き場所に困りやむなく界磁方向を無視して実装していたもの。これらを一旦全部外して配置を見直し、磁界の干渉を避けるように配置を整理して実装しなおした。43cmx33cmのケースに電源トランス4個と、ATT+Julian+Swingをそれぞれの第二世代電源回路と共に実装すると、ケースはほぼ満杯になった。
構成は次の通り。プリアンプとして2入力+2出力。特に出力側はJulianとSwingを直列にしたり並列にしたり、それぞれ単独使用にしたりと、リレーを3箇所(計6個)に入れて様々な構成を取れるように工夫した。

プリアンプ構成図

音はやはり流石にSteinMusicの音である。どこまでも深く包み込まれるような奥深さがあって見通しもよく、包まれる感覚に癒される。通常、バッファアンプなどを入れるとどうしても音の見通しが悪くなりがちであるが、それぞれのアンプに第二世代電源を実装することで全く劣化しない。OHしてやっと本来の音に戻った。気持ちいい〜(^^