そろそろDSD?2024-04-13

2015年から2020年まで本業でドイツを行ったり来たりしていました。
あちらの国では石造りの家の価値が下がらずに何世代にもわたって改修されつつ大事にされていますが、それと同じようにレコード+真空管がオーディオのメインでした。古いものを大事にする文化ですね。SteinMusicの家(お城)でもオーディオでは素晴らしい音が鳴っていました。
そんなわけでしばらく「デジタル」の進歩に感知せずにいたのですが、最近あるお客様からDSDは素晴らしいという話を聞きました。
確かDSDはSACDのエンコード技術であり、1ビット変換(音の波動をそのまま密度変換する)ということを知ってはいましたが、SACDプレーヤーからDSD信号を出せる物はないしソース(音源)も販売されていないと思い、これまでは特に意識していませんでした。
ところが、最近は出てるんですねDSD音源(DSF)。まだまだ少ないですが、確認することはできると思います。
DSD再生のできる素子や装置などを調べていて、安い中華製のDACは山ほど出てくるのですがどうも納得いかないと思って探していたら、日本製の面白いDACを見つけました。その製品の開発責任者の公式ブログ(https://soundfort.hatenablog.com)があり、ここに大事なことが書かれていました。曰く(私自身は、DACの持つ音質や特性の差異はあっても、それ以上にアナログ回路による音質の差異が大きいと考えています。)その通りです。デジタル記録はソースでしかなくその信号をきちんと処理して増幅再生するアナログ回路が非常に大事なのです。さらにこの製品(DS-200)には内部アンプを通さないDAC素子ダイレクトのRCA出力もあるという。低価格でまとめてあるのでアナログ回路はそこそこなんでしょう。デジタルをソースと捉えた潔さ。ここに惹かれました。電源も内蔵せず外部からの直流給電です。これはチューニング素材として文句ありません。早速注文しました。

うちで使う時はJulianやSwingなどの良いバッファアンプと組み合わせて、バイ・アンプ化したDuoに繋いで使います。もちろんすべて第二世代電源です。
あとは再生ソフトと、DSFファイルをダウンロードすることですね。。。


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