iPhone バッテリー交換2026-06-05

iPhone バッテリー交換


私のiPhoneは2020年に購入したSE2である。バッテリーが保たなくなっていて買い替えも検討したのだが、私にはiPad Proもあるし、機能的には電話とフェリカチップが使えれば十分ということで、このままバッテリーを交換して使うことにした。しかし、Apple公式店舗は水戸まで行かないとないし予約しようにも毎週水曜日だけだという。どうも技術者が水曜日だけの対応らしい。あげくに予約した一昨日は台風6号が水戸を襲ったために行けなかった。そうなると面倒になる。これまで私はノートPCであれば初代MacBookとMacBookPro(最後のIntel Core i9)の2台のバッテリー交換を自分でやっている。小さなスマホでもなんとかなるか、と密林でSE2用のバッテリー交換キット(マニュアル付き)を注文した。水曜日に手配して木曜日の夜には配達された。これが一式。

キット一式


まず、写真付きのマニュアルが親切なことに驚いた。最初に「バッテリー残量があるとたいへん危険なので完全放電しておけ」と書かれていて、そのやり方も「画面の明るさを最大に・・・」とこと細かく書かれている。私はできるだけ早く作業を始めたかったのでDACを繋いで放電させた。


マニュアルをじっくり読んでから取り掛かったが、このキットの秀逸なところはiPhoneから取り外した極小のビスを仮置きする場所として升目の書かれたマグネットシートが用意されていることだ。このマス目の数値は取り外すネジの順番であり、マニュアルに写真付きで図示されている。

マニュアル


下の写真は上のマニュアルに示してある#1と#2のビスを外したところであるが、1と2の桝に黒い小ビスが置かれているのが見えると思う。こうすることでネジをなくすことがなく、似通ったビスを間違って取り付けることもない。




ゆっくり確認しながら交換作業を実施したが、一番時間がかかったのはバッテリーを固定していた両面テープの接着剤を剥がす作業と、ケースの合わせ目に貼る細い防水テープを綺麗に剥がすことであった。これらをしっかり剥がしておかないと、復旧時にバッテリーの収まりが悪くなったり、シール性が悪くなったりもする。


そんなこんなで無事終わって、トータル作業時間3時間未満というところ。


iPhoneを立ち上げたら60%の表示と、その後「バッテリーを認識できない。純正品と交換せよ」と警告が出たが、内容を参照だけして無視。その後出ないから1回だけだと思う。どうせ保証期間なんてとっくに過ぎているものなので関係なし。


比較的簡単に交換できたのと安い(3.5K円)し、これでいいかな、と思う。








LAN経由でES9038Proを鳴らす2026-06-10

LAN経由でES9038Proを鳴らす


このところ取り組んでいる実験

ネットワーク経由でデジタルデータを送り、DAC直前でI2Sに直して直接DACに送り込んで鳴らす。そうすることでDACまでのラインに一切のアナログラインが入らないため、純粋な音楽信号値だけでDACを駆動できるのでかなりの高音質で鳴らせるのではないか・・と


これを確認するため海外製のLANインターフェースを入手して動作確認。組みあげてまず驚いたのは、LANインターフェースが出すI2S信号がかなり力強いこと。直近(数センチ)にあるDACにコネクタ直接で転送してやるにはあまりにパワーが強い。最初は全く音にならなかった。少し調整したら繋がって音は出るのだが、まずはブツブツとしたノイズだらけであった。

調整途中の波形

この写真は調整途中の画面だが上の緑がLRCK、下の黄色がBCKである。BCKがかなり強くLRCKにまで影響していて、LRCKは立ち上がり時のオーバシュートが上に3V下に2V近く落ちている。この状態だと左右のチャネルが切り替わるたび急に戻されたりしてブツブツとノイスが入る。海外製の基板が極小でハーフピッチのソケット出しになっているせいもあるのだろうが、それぞれの信号が干渉しあってごっちゃになってる状態にもみえた。


これら信号同士の干渉を防ぎながら波形の調整をカット・アンド・トライで何度も行ってやっと出てきた最終的な波形が次の2枚、どちらもLRCK(黄色)をトリガとしてSDATA(緑)やBCK(緑)を見たもの。やっとここまで波形を整えた、という感じ。疲れた。

SDATA-LRCK

緑がSDATA、黄色がLRCK


BCK-LRCK

緑がBCK、黄色がLRCK


この状態にしてネットワークからデータを送ってみた。


今回の受信側DACはES9038Proという8chの入出力を持つマルチDACである。対して送信側もminiDSP FlexEight という8chのデジタル出力を持つ装置である。それらをLANで繋いで音を出すわけだけど、送信と受信のマトリクスを書いて任意のチャネルを任意の場所に割り付けて出力できる。まぁネットワークとDACとの橋渡しをするインターフェース基板の入出力がそれぞれ4chしかないからそれなりに制限はされるとしても、この自由度は嬉しい。そしてそのネットワーク上は独自のプロトコルで遅延なく転送される。こんなことができるだけでいろんな応用が考えられそう。


実はネットワーク系の転送でもかなり苦労したのだが、そこは長くなるので書かない。専用のインターフェースだからか個性つょ!

DAC試験中

これは音出し試験中の写真。


右側にあるのが以前音楽用に改善したスイッチング電源。単電源なのでこれに5Vを出させてデジタル系の電源として使っている。DAC用の2箇所のデジタル電源3.3VとLANインターフェース用の5Vはこれからの給電である。左側にある青い箱がアナログ電源用の両振り12Vのスイッチング電源。これはオペアンプ回路の電源。古いものではあるがTDKのものなので信頼性と安定度は高い。電源の間にある緑色の基板は奥からDACボード、LAN-IFをハーフピッチ基盤に載せたもので、あと白いLANケーブルが刺さっているやつが、DIPピッチとハーフピッチの変換基板であるが、今回はRJ45のソケットをつけて受け台としてだけ使っている。

さてその音だけど、思った通り見事に高解像度でキリっとした音。デジタル回路もアナログ回路も電源はまだスイッチング電源で鳴らしているがそれでも音の立ち上がり、情報量、などは一級品であることがわかる。これを第二世代電源にしたらさぞ滑らかな音になろうと思われる。

期待大である。