自分で作業なさりたいお客様 ― 2026-02-16
先日の来訪者
このところ来訪者が続いてますが、先日訪問されたお客様は東京から遠路はるばる自家用車で来られました。ご自身で第二世代関係のチューニング作業をなさりたいと、ご自分のプリアンプ、パワーアンプ、DACをお持ちになりました。
当店はもともと、自分で音を良くしようと努力なさる方を支援したくて始めた店ですので、この方のように『自分でやってみたい』という方は大歓迎です。お持ちになられた機器をいちいち開けながら、こうしたいとかここはこうした方がいいよとか、できるだけコストを抑えながら音を良くしていくにはどうするかなど、二人で色々会話しながら計画を作っていく作業はなかなか楽しいもので、午後の4時間があっという間でした。
この方が当店の音を聞いた時、まずはステージ感の大きさに驚かれていました。我が家のブリロンをみてこの小さなスピーカーでこれほどのステージが再生されるなんて・・・と。高音から重低音まで出ているし、オーケストラのすべての位置が全部わかる、歌っている人が見える。。とこれまでのお客様とほぼ同様のご感想を述べられました。
その方はバイ・アンプでシステムを構成されいて、持参なされたパワーアンプはモノラルアンプなので家にはあと3台あるとのこと。そのアンプには出川式電源がすでに入っているとおっしゃられていたので中を開けてみたら、SiCダイオードで構成された整流回路が入っていました。SiCはバンドギャップが大きくて電流損失も大きいため音楽用途には向かないよ、まずはこれらをPalladiumSBD(PdSBD)に交換しないと。。。と提案しましたが、「難易度が高そう」ということでその前にまずはLCMとCPMの取り付けをしてみたいと、部品の発注をいただきました。
いきなり第二世代電源の搭載に手を出さず、できそうな周辺部品からチャレンジしてみるという姿勢が気に入りました。
この方はこの先プリアンプもご自身で構成なさろうとされていますし、他に2台あるRB880のチューニングにもチャレンジしたいとお考えで、実に前向きな方です。
私より随分お若い方ですが、チャレンジャブルな精神と着実にすすめていく落ち着いた精神をお持ちの方です。
RB880などは2023年に当店でもフル・チューニングした経験がありますので、できる限りのアドバイスをさせていただきます。DACの細密チューンなどもお手伝い致します。
まずは温度調節の可能なハンダゴテ(PX280)やヒートクリップ(放熱鋏)を購入することをお勧めしました。私が使っているのはどちらもgoot (太洋電機産業)さんの製品です。
今回は、これからが楽しみなお客様のお話でした。
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