20年ぶりのお客様からのご注文 ― 2026-07-18
20年ぶりにお問い合わせをいただいた埼玉のK様から、当店のss120デジタルアンプ貸出セットのお申し込みをいただいた。貸出期間の中ほどでメールをいただき、何と「ss600Dsp+DAC+USB FixCurrent+CPM」のご注文をいただきました。大変に有り難く、そしてとても嬉しく思います。
当店は店主が実践確認した上で音の良さを提供していく店です。プラクトとはpractice(実践)を語源としています。貸出品より数倍大きなアンプの、広大で豊かなスケールの音を信じてご注文をいただき、K様、本当にありがとうございます。
K様からは次のような嬉しいメッセージもいただいております。
「今回の貸出で、最近のデジタル技術の進歩と、出川式電源の効果が良く分かりました」
ss600Dspの音は現時点での当店の到達点です。メーカ品のアンプでは絶対に出せない音です。
K様、ご注文いただき誠にありがとうございます。ss600Dspの音の良さは本物です。完成まで楽しみにお待ちくださいませ。
思えば「なぜCDPの音はこんなに酷いのか」を追求していたことから2000年に店を出すことになりました。この四半世紀、ひたすら良い音を求めて実践してきましたが、デジタルオーディオの仕組みを学び、そうしたらデジタルの範囲ばかりではない、いろいろな問題点を見つけてその改善を試してきました。アナログ電源の仕組みを学ぶ過程では出川式電源という素晴らしい整流回路にも出会いましたが、それとともに一般の整流回路の欠陥も学ぶことになりました。音楽がCDではなくストリーミングになる過程でも学習と実践の連続でした。バッテリー電源の良さと現時点での限界も学びました。
デジタルアンプが出たばかり頃の音の悪さは、CDP出始めの頃の音が酷かったことに似ていました。要点を学んで改善を実践すれば劇的に音が改善されることもやってみてわかりました。そればかりか改善の要点を絞って少し投資すれば、これまで誰も聞いたことのないような素晴らしい音と臨場感が再生できることも学びました。ただし、巨大なデジタルアンプを構築する過程では突入電流のラッシュと言う、大蛇がのたうつような電流の暴れ現象にも遭遇しました。何台ものアンプボードを壊して相手を学び、対策して飼い慣らしました。
それら全ての集大成がss600Dspです。
この過程にはお客さまからのアドバイスもたくさん頂きました。
お客様方や先輩方と繋がって実践しながら良い音を追いかけてきた四半世紀でした。
そんな私を「新しい音を作ろう」と若いお仲間が誘ってくださいました。新しい音の空間を作ってオーディオ界に新しい音環境を届ける。現在、そんなワクワクするような仕事の一部をやらせていただいております。
私は孫も4人いるジジィですが、プラクティスはまだまだ続けます。改善を実践して積み重ね、その結果より良い音が出せた時の充実感は私にとっては他では得られない大切なモノです。
K様、皆様、ありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。
岡本
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