USB-PD機器の音の改善2023-06-25

USBでパソコンと接続される機器の中で、ACアダプタで電源供給するものについては、個別に第二世代電源を作ったり、FixCurrnetを入れて改善しています。USB-PDだけで動作する機器についても、その機器をその先のDACに内蔵できる場合はUSBラインからの給電(つまりパソコンからの給電)をカットしてDAC内部に作ってある第二世代電源から給電して実装していました。そうすることでDACの再生音が格段に変わります。USB-HUBについても外部給電のついたHUBにして、もちろん第二世代電源から給電しています。

ただ、USB-PDの機器を必ずしも外部から給電できるとは限らないので、なんとかUSB配線の途中にFixCurrentを入れられないか、とやってみました。FixCurrentだけで済めば、わざわざ電源を別途作る手間も費用も節約できます。
作る前の部品一覧写真です。
FixCurrentを入れる前の部品全体
少し前に買っておいたUSB延長ケーブルを真ん中でカットし、中央部にFixCurrentを入れます。その際、信号線にはシールドを被せて収縮チューブで覆い、電源線だけを引き出して5521ジャック/ソケットをつけてFixCurrentに接続しました。

作ってみたのがこの写真です。
完成品
実験品ですので見てくれは良くありませんが、USB-PDの機器の音が抜群に良くなりました。最初はPCが機器認識しなくなるかも、と心配もしましたがそんなこともありませんでした。
とりあえず自分用に実験として作っただけですが、オーディオインターフェースやUSB DAC、USB スピーカなど、気がついたら我が家には結構USB-PD機器がありますので、しばらく自作を楽しめそうです。