プリアンプは必要か??2023-06-15

プリアンプって、今のオーディオに必要なんでしょうか?
レコードを聞かない世代の現代人にはイコライザー回路は必要ありません。それならメインアンプにボリュームや入力切り替えをつけたほうが増幅回路が少ない分、音の純度が高いのではないでしょうか?CDPやDACなどのソースと、メインアンプとの間に「そこそこの音のプリを挟む」ぐらいなら、いっそプリを取り払ってソースを直接メインアンプに繋いだらどうでしょう・・・
実はそのダイレクト感は驚くほどのリアリティ改善があるのです。プリは「色付けアンプ」であるということがよくわかると思います。

その効果を確認できるようSteinMusic製の128StepRelayATTをお貸し出しできるセットを作りました。ATTの入力はRCA入力を二つまで選択できるようにもしてあります。入力切り替え時のポップノイズも入りません。

128RelayATTBox


128RelayATT背面

128RelayATTとラダーRCAをセットで二週間までお貸し出しします。どちらも色付けの最も少ない機器・ケーブルです。
MiniAMPと同じく、返送時の送料のみご負担願います。

ご希望の方はメールでご連絡ください。
mailto: info@practsoundsystem.com
Web : https://www.ne.jp/asahi/sound.system/pract/

USB-PD機器の音の改善2023-06-25

USBでパソコンと接続される機器の中で、ACアダプタで電源供給するものについては、個別に第二世代電源を作ったり、FixCurrnetを入れて改善しています。USB-PDだけで動作する機器についても、その機器をその先のDACに内蔵できる場合はUSBラインからの給電(つまりパソコンからの給電)をカットしてDAC内部に作ってある第二世代電源から給電して実装していました。そうすることでDACの再生音が格段に変わります。USB-HUBについても外部給電のついたHUBにして、もちろん第二世代電源から給電しています。

ただ、USB-PDの機器を必ずしも外部から給電できるとは限らないので、なんとかUSB配線の途中にFixCurrentを入れられないか、とやってみました。FixCurrentだけで済めば、わざわざ電源を別途作る手間も費用も節約できます。
作る前の部品一覧写真です。
FixCurrentを入れる前の部品全体
少し前に買っておいたUSB延長ケーブルを真ん中でカットし、中央部にFixCurrentを入れます。その際、信号線にはシールドを被せて収縮チューブで覆い、電源線だけを引き出して5521ジャック/ソケットをつけてFixCurrentに接続しました。

作ってみたのがこの写真です。
完成品
実験品ですので見てくれは良くありませんが、USB-PDの機器の音が抜群に良くなりました。最初はPCが機器認識しなくなるかも、と心配もしましたがそんなこともありませんでした。
とりあえず自分用に実験として作っただけですが、オーディオインターフェースやUSB DAC、USB スピーカなど、気がついたら我が家には結構USB-PD機器がありますので、しばらく自作を楽しめそうです。